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小松菜のぬか漬けは、見た目も味もまるで野沢菜の漬物のようで、とても美味しいです。
今回は、小松菜のぬか漬けの作り方を写真付きで紹介します。
あと、野沢菜を買ってきて味の比較を実際にしてみました。
小松菜のぬか漬けのレシピ
小松菜のぬか漬けの作り方
まず、小松菜に付いている土を水で洗う。
小松菜に塩を適量振り、軽く揉んで馴染ませ3〜5分放置。
小松菜から水分が出てくる。
水分と塩分を洗い流し、軽く絞って水分を絞り出す。
水気を取り除き、それをそのままぬか床に入れる。
漬け終わったら、ぬか床から出して、“ぬか”を洗い流す。
適当に切って皿に盛る。
小松菜を塩もみする理由
小松菜に塩を振って水分を出す(塩もみ)理由は、ぬか床を水っぽくしないため。
小松菜は水分が多いので、そのままぬか床に入れると、その水分がぬか床にたくさん移動するのです。
なので、水分の移動を少しでも減らすために、下ごしらえで塩もみをします。
漬け時間のおおまかな目安
春、夏、秋の常温で6時間〜12時間くらい。
冬、または冷蔵庫の中だと約1日。
小松菜は、水分が多くて柔らかい野菜なので、短い時間でしっかり漬かります。
※気温(温度)、ぬか床の状態、好みの味など、いろんな条件の組み合わせで小松菜の漬け時間は変わります。上記はざっくりとした目安です。
小松菜のぬか漬けと野沢菜を食べ比べてみた
「小松菜のぬか漬け」と「野沢菜」の味の違いを食べ比べてみました。
左が小松菜のぬか漬けです。常温で1日漬けました。
右が野沢菜です。スーパーでは手に入らなかったのでデパートで買ってきました。
食べ比べた結果は、全く同じではありませんがとても似ています。
小松菜はぬか漬けならではの酸味と塩気を感じます。
野沢菜は、酸味と塩気は一切なく甘さを感じます。もしかしたら、野沢菜を浸してきる“液”のせいかもしれないし、他の野沢菜だとまた違うのかもしれません。
小松菜を漬ける時間を短くするともっと味が似てくるかもしれませんね。
たぶん、小松菜のぬか漬けを「野沢菜」と教えられて食べても、逆に野沢菜を「小松菜のぬか漬け」と教えられて食べても、それが嘘と分かる人はほとんどいないでしょう。
それくらい似ているし、どちらも美味しいです。
ちなみに、野沢菜がは手に入りにくいです。売っていないスーパーの方が多いでしょう。
逆に、小松菜は、どこのスーパーでも必ず売っているし値段も安いです。
ですので、私は、わざわざ野沢菜を買うことはせず、小松菜でぬか漬けを作っています。
こんな食材のぬか漬けもあります!
↓↓↓
パプリカのぬか漬け