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ほとんどの方がお米を買うときは、玄米ではなくて白米を買いますよね。
あれは、農家の方やお米屋さんが玄米を精米したくれたものです。
しかし、玄米を自宅で精米することもできます。
ということで、今回は
・自宅で玄米を精米するメリット
・自宅で精米する方法
・精米の種類
・精米機の選び方
・私が使っている精米機
について説明します。
玄米を自宅で精米する
玄米を自宅で精米するメリット
玄米を自宅で精米するメリットは、そうしたほうがご飯が美味しくなるから。
玄米を精米したあとの白米は、時間が経っていくと鮮度が落ちて劣化していきます。
その原因は、酸化、乾燥、におい移りなど。
白米の保管期間が長ければ長いほど鮮度が落ちて、ご飯を炊いたときの美味しさも減っていきます。
逆に、玄米のままだと表面のぬかが白米を酸化、乾燥、におい移りなどから守ってくれて白米の鮮度をキープしてくれます。
なので、ご飯を炊く直前に精米した白米が一番美味しく食べられるのです。
自宅で精米する方法
コイン精米機って見たことありますか?
これです。
屋外に設置されていて、誰でもここで玄米を精米することができます。
何キロもの玄米を一回で精米できるのがメリットですが、逆に
・コイン精米機があるところが少ない(特に都会は超少ない)ので誰でも利用できるわけではない
・そこまで行くのが面倒くさい
・大量に白米ができるので白米の劣化期間が発生する
などのデメリットがあります
なので、自宅で玄米を精米するなら精米機を買うことをオススメします。
そうすれば、ご飯を炊く直前に必要な量だけ精米できるので、常に新鮮な白米を食べることができるのです。
精米の種類
玄米の表面のぬかを取ることを精米と言いますが、ぬかを取る割合でその呼び方が違います。
精米には
・3分づき…3割精米すること
・5分づき…5割精米すること
・7分づき…7割精米すること
などがあり、3割精米することを「3分づき」と言って、精米の割合が増えるごとに米の見た目は白くなります。
ぬかにはお米の栄養の95%が含まれているので、栄養をたくさん取りたければ、精米の割合を少なくします。
ただし、その分だけ味や食感が玄米に近くなり、それが苦手な人が多くなります。
逆に白米に近づけるほど美味しく食べられますが、栄養は少なくなるのです。
精米の割合は精米機で調節可能です。
ちなみに、玄米を白米にすると取れたぬかの分だけ重さが減ります。
玄米1合の重さが約150gで、これを精米すると約140gの白米になります。
つまり玄米を精米するとその9割が白米として残ります。
精米機の選び方
精米機を選ぶときのポイントは以下の3点です。
・精米のやり方で選ぶ
・お手入れが簡単なものを選ぶ
・1回で精米できる量で選ぶ
精米のやり方で選ぶ
精米機の精米方式は3タイプあります。
対流式(かくはん式)
モーターを使って容器の中の玄米を回転させて、玄米同士をこすり合わせてぬかを取っていきます。容器の中で米が洗濯物のようにグルグル回転するのでお米が欠けやすいです。
運転音は大きめです。シンプルな精米方法なので機器の構造も単純なものが多いので、お手入れが簡単です。そして価格は一番安くて1万円を以下で買える精米機もあります。
圧力式
精米機内にある“ぬか”を取るところで玄米同士をゆっくりこすり合わせて白米にしていきます。お米が欠けにくく見た目が綺麗になります。対流式に比べてお米の温度が上がるので酸化しやいです。
圧力循環式
圧力式のバージョンアップ版。お米を何度も循環させて少しずつぬかを取り除きます。よって温度上昇があまりなく圧力式に比べて酸化の度合いが少ないので、お米の見た目が綺麗になります。価格は一番高く見た目も大きくなります。
お手入れの簡単なものを選ぶ
上記でも説明しましたが、対流式のものが精米方法がシンプル&構造がシンプルなので、お手入れが簡単です。逆に圧力式や圧力循環式はお手入れ方法が面倒になります。
1回で精米できる量で選ぶ
個人的にはこれが一番大事で優先することだと思います。
1回で精米できる量が多いほど精米機が大きくなります。大きいものを選んでしまうとキッチン内でかなりスペースを取ってしまうので事前に大きさをよくチェックするようにしましょう。
小さいものを選ぶなら対流式になりますが、それでも2合は精米できるので十分だと思います。
私が使っている精米機
私が使っている精米機はこちら。
その時に買える一番安いものを選びました。
確か9000円くらいだっと思います。
対流式なのでお手入れも簡単で大満足しています。
ちょっと難があるとすれば、精米時の音が大きめなこと、そして1回で精米できる玄米の量が最大2合までということ。
ただ、私は2合以上精米することはないので問題なしです。
まとめ
ということで、自宅で玄米を精米するといつもより美味しい白米のご飯を食べることができます。
精米機もそれほど高いものではないので、美味しい食にこだわるという方はぜひ試して欲しいと思います。