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アボカドのぬか漬けは、その食材選びがポイントになるのですが、熟したアドカドをぬか漬けにすると元々濃厚な味がさらに濃厚になり、かなり美味しく仕上がります。
ぬか漬けを作る人の中ではアボカドは隠れた人気者なんです。
ということで、今回は、アボカドのぬか漬けの作り方を写真付きで紹介します。
アボカドのぬか漬けのレシピ
・アボカドのぬか漬けの作り方
・ぬか漬けにするアボカド選びのコツ
・アボカドの付け時間と味の関係
の順番で説明します。
アボカドのぬか漬けの作り方
まず、きちんと熟したアボカドを用意しましょう!
※アドカドの選び方のポイントがあるのですが、それは後ほど紹介します。
で、アドカドのぬか漬け作りの手順は
①皮を剥き、半分に切り、種を取る
↓
②それをそのままぬか床に入れる
↓
③漬け終わったらぬか床から出す
↓
④“ぬか”を洗い流す
↓
⑤適当に切って皿に盛る
となります。
作り方はとてもシンプルなのです。
アボカドを美味しくいただくポイントは2つ
①しっかり熟したアボカドを選ぶ
②漬け時間をきちんと調整する(長過ぎない方が良い)
まず、アボカド選びにコツを説明しましょう。
ぬか漬けにするアボカド選びのコツ
アボカドのぬか漬けを成功させるポイントはアボカド選びです。
これに尽きますね。
きちんと熟しているアボカドを選ばないといけません。
こちらはスーパーで売っているアボカドです。
色がバラバラですよね。
熟しているアボカドは
・見た目が黒い
・指で表面をグッと押すと触ると柔らかい(弾力がある)
逆に熟していないアボカドは
・見た目が緑
・指が表面をグッと押すと固い(弾力がない)
ということで、黒いアボカドを選びましょう。
右が熟していいないアボカドで、左が熟しているアボカドです。
私は、アボカド=緑のイメージがあったので、初めての時に熟していない緑のアボカドを選んで失敗しました。
すごく固くて包丁で皮を剥くのも一苦労。
半分に切るときも包丁が入りにくく、やっと半分にできたと思ったら種が実にひっついてなかなか取れないし、実の外側が固くて青臭いんですよね。
それをぬか床に入れても実が固いので“ぬか”の味が染み込まないのでぬか漬けにならず、もちろん味も美味しくありません。
逆に、熟したアボカドは皮に包丁で少し切れめを入れると、そこからは手で皮がめくれます。
実も柔らかいので包丁で簡単に半分に切れるし、種もすぐに取れるのです。
ただし、熟しているアドカドには弱点があって、それは柔らか過ぎること。
なので、形が崩れやすいです。
右が熟してないアボカド、左が熟しているアボカドです。
熟してない方は種ごと半分に切るしかなく、切ったあとも種を実から取ることができません。
見た目は良くないですが左のアボカドの方がクリーミーで美味しいです。
右は硬すぎてきちんと漬かりません。
アボカドの付け時間と味の関係
アドカドを美味しく食べる漬け時間の目安は常温で3〜6時間です。
実際に、それぞれの味を食べ比べてみました。
こちらのアドカドを使います。
皮を剥きます。
これを縦半分に切って種を取ります。
これをぬか床に入れる。
・3時間漬けたアボカドの味
こちらが3時間で取り出したアボカド
アボカドにほんの少しだけ酸味と塩分が加わっただけでアボカドの味の方が強いです。アボカドの浅漬風とでも言いましょうか。
でも、「ほんの少し酸味と塩分」と「アボカド」のバランスは凄くいい感じです。アボカドっぽさが結構残っているのですが、それがとても美味しいですね。
・6時間漬けたアボカドの味
こちらが6時間漬けたアボカド
3時間ものに比べて見た目はほとんど変わりませんが、酸味と塩分はさらに強くなっています。
「アボカドのぬか漬けはチーズの味がする」と言われるのですが、このぬか漬けはまさにチーズの味でした。
3時間ものは「あっさり」だったのですが。6時間ものは「濃厚」に変わっていました。
美味しさを比べてとどちらも美味しいです。これは好みの問題ですね。
ちなみに、6時間以上漬けると酸味と塩分の強くなっていき、アボカド本来の美味しくさそれに打ち消されてだんだん美味しさが減っていきます。
ということで、アボカドのぬか漬けを美味しく食べるには長時間付けすぎないことです。
まとめ
アボカド選びは2〜3回くらい経験すれば、そのコツは分かるようになります。
アボカドのぬか漬けを作るなら、熟しているものをしっかり選び、漬けすぎないこと。
これだけでトロトロに熟して美味しいアボカドのぬか漬けを食べることができます。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
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