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“ふき”って普段食べますか?
私は、ほとんど食べたことがありません。
でも、食べたことはあるんです。
その記憶をたどってみると、幕の内弁当的なものにたまたま入っていて食べたとか・・・
もしかしたら、田舎に帰った時に食べたかも・・・とか
それくらいしか思い出せません。
少なくとも、自ら進んで“ふき”を買って調理することはないし、外食の時に“ふき”料理があっても選ぶことはありません。
で、ある日、ふと思ったのが
「ふきをぬか漬けにすると美味しいかもしれない」ということ。
ということで、ふきのぬか漬けを作ってみました。
その時の様子とふきのぬか漬けの味を紹介したいと思います。
ふきのぬか漬けの作り方
ふきを手に入れるのは大変だった
近所のスーパーに行くと“ふき”は売っていません。
そこから別のスーパーに何件か行ってみるも“ふき”は見つかりません。
どうやら“ふき”って需要がないみたいです。
ネットで買えないかチェックしたけど、ありませんでした。
“ふき”って入手困難です。
で、「ふきのぬか漬け作りはもういいや」と諦めてしたある日、あるスーパーで“ふき”を見つけました。
それがこちら
下処理済の“ふき”です。
下ごしらえ前の“ふき”を探していましたが、逆にこれで良かったです。
というのは、“ふき”は
・皮を剥いたり
・アク抜きをしたり
・茹でたりして
・そして調理する
といった流れで、食べるまでにするべきことが多いんです。
手間がかかるんです。
それをしなくて良いのでラッキーです。
ということで、今回は下処理済の“ふき”を使うことにしました。
ふきのぬか漬けを作ってみた
では、さっそく作っていきましょう。
といっても、することはほとんどありません。
“ふき”をぬか床に入れるだけです。
ちなみに、袋から出した“ふき”の味は、薄味で、植物の茎のような味。
実際に茎を食べたことはないのですが、「たぶん茎ってこんな味なんだろうな」という味です。
そして、その味が薄いんです。
このまま食べても美味しくありません。
普通は、これを煮物にしたりして味付けをして食べるようです。
そうしないと美味しくいただけません。
で、今回はこれをそのままぬか床に入れました。
丸1日、ぬか床に入れておきました。
できた“ふきのぬか漬け”がこちら
肝心のふきのぬか漬けの味はどうだった?
できあがった“ふき”のぬか漬けを食べてみました。
味が濃くて“ふき”の本来の味がぬか床の味にかき消されていました。
ぬか漬けにする前の“ふき”の味が薄味だったので、ぬか漬けの味が勝ってしまったようです。
丸1日ぬか床に入れるのは長過ぎました。
漬け時間を短くしてもう一度ふきのふか漬けを作ってみた
「丸1日ぬか床に入れておくのは長過ぎる」ということが分かったので、今度は時間をかなり短くしてみました。
3時間です。
この時に意識してやったことが2つ
①袋から取り出した“ふき”の水分を取ってからぬか床に入れる
袋の中のふきは液体の中に入っているのでかなり「みずみずしい」状態です。
なので袋から出したらキッチンペーパーで水分を吸い取りました。
②ぬか床から出した“ふき”に付いている“ぬか”は水で洗い流さない
水で洗い流すと
・ぬか床の旨味の部分が流されて美味しくなくなる
・“ふき”が水っぽくなり美味しくなくなる
と判断したからです。
キッチンペーパーで手でぬぐう程度にします。
多少、“ふき”に“ぬか”が残ってもオッケー。
漬け時間を3時間にした、ふきのぬか漬けは美味しいです。
ふきの本来の味も残っていて、しっかりぬか漬けになっていました。
ふきが好きな人ならきっと気に入る美味しさだと思います。
入手困難なところが問題ですが、もし、ふきを見かけてたら、ぜひ試してみてください。
【参考記事①】
アスパラガスのぬか漬けのレシピ
【参考記事②】
アボカドのぬか漬けのレシピ