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「ぬか漬け」と「浅漬け」の違いは、「ぬか漬け」と「漬物」の違いであり、その作り方の違いでもあります。
この記事では、「ぬか漬け」と「浅漬け」の違いを説明したいと思います。
ぬか漬けと浅漬けの違い
ぬか漬けとは
ぬか漬けとは、「米ぬか」から作った「ぬか床」に野菜を入れて乳酸発酵させたもの。
ぬか床とは、これのことです。
基本的な材料は
・米ぬか
・水
・塩
こらの材料で作った「ぬか床」に野菜を入れて乳酸発酵させたものが「ぬか漬け」です。
ぬか漬けの特徴は
・野菜に乳酸菌が含まれていること
・米ぬかの豊富な栄養が野菜に染み込んでいること
・よって、浅漬けより栄養価が高いこと
ぬか漬けは知る人ぞ知る健康食品なんです。
浅漬けとは
まず、「漬物とは何か」について説明します。
漬物とは、野菜を塩、お酢、酒粕などに漬け込んだもの。
これが一般的に漬物と言われています。
ぬか漬けとは、そもそも作り方が違いますが、ぬか漬けを「漬物」に含めることもあります。
このあたりの分類はざっくりしています。
はっきりとした区別はありません。
そして、浅漬とは…
「野菜を塩や調味液(浅漬の素など)で短時間で漬けたもの」のこと。
その漬け時間は、30分から数時間といったところでしょうか。
その特徴は、
・作ってから短時間で食べられること
・野菜本来の美味しさを残したまま食べられること(あっさりしている)
・ぬか漬けに含まれるような栄養はない
など。
ちなみに、浅漬の素の原材料は、食塩以外に果糖ぶどう糖液糖などいろんな材料が混ざっているので、塩だけで作った浅漬けとは別ものと考えた方が良いでしょう。
少しでも健康を意識し、そして多少手間をかけてもいいなら塩で漬ける浅漬けを作るほうをおすすめします。
ぬか漬けと浅漬けはどちらの塩分が多いか?
どちらが塩分が多いかは一概に言えません。
ケースバイケースです。
その時の、漬け方、漬ける時間、塩分量によって変わります。
まとめ
ぬか漬けは、浅漬け(漬物)に比べて栄養が豊富ですが、毎日、ぬか床のお手入れが必要でそれを面倒と感じる人が多いです。
それに比べて浅漬けは、毎日のお手入れは必要なくて、食べたいなと思ったときにさっと作れてしまうのが特徴です。
ちなみに私は、ぬか漬けがメインで、気が向いたらたまに浅漬けを作って食べています。
どちらを食べるかは完全にその人の好みによりますね。
【参考記事①】ぬか漬けのメリット8個とデメリット2個。最高の食べ物です
【参考記事②】ぬか漬けの始め方。未経験者がゼロからスタートする手順