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ぬか床は素手で混ぜたほうが良い!でも駄目な時もある。

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

ぬか床を素手でかき混ぜる①

ぬか床は素手で混ぜるほうが良いと言われています。

ただ、ぬか床の見た目&匂い&感触から、ぬか床に素手を突っ込むことに抵抗があったり、「手が臭くなるのでは」と気になる方もいるでしょう。

でも、私はぬか床を混ぜる時は素手ですることをオススメします。

逆に、素手でぬか床を混ぜないほうがいいケースもあります。

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ぬか床を素手で混ぜ方が良い理由

ぬか床を素手で混ぜた方良い理由は2つあります。

・手に付いている乳酸菌がぬか床に移りぬか漬けの味に一部になる

・ぬか床の状態を素手で直にチェックするため

詳しく説明していきます。

手に付いている乳酸菌がぬか床に移りぬか漬けの味に一部になる

乳酸菌は自然界のどこにでもいて、人間の体の表面にもわずかに存在するのです。

ぬか床を素手で混ぜると手の表面にいる乳酸菌がぬか床に移動します。

毎日それを繰り返してると、その乳酸菌が、その家庭ならではのぬか漬けの味になるのです。

各家庭でぬか漬けの味が違う理由の1つが、その人の乳酸菌による違いだと言われています。

ちなみに、ぬか床をかき混ぜる前は、中に雑菌が入らないよう石鹸で手を洗いましょうね!

 

ぬか床の状態を素手で直にチェックするため

ここでいうぬか床の状態とはぬか床の水分量のこと。

ぬか床の水分が足りなくてパサパサしていないか?

ぬか床の水分が多すぎてベチャベチャしていないか?

ということを素手でチェックします。

 

水分が足らなければ乳酸発酵が進みません。逆に水分が多すぎるとぬか床が腐ってしまいます。

ちょうど良いぬか床の柔らかさ(水分量)は、ぬか床を手のひらに乗せてムニュっとにぎった感触が味噌と同じくらい。

味噌をムニュっとしたことないかもしれませんが、だいたいのイメージは分かりますよね(笑)

ぬか床を素手で混ぜないほうがいい場合

容器に移した祇園ばんやのぬかの花を平らにする

ということで、ぬか床は素手で混ぜることをオススメしますが、以下のケースではやめたほうがいいです。

①手を怪我している

②手が荒れている(または肌が弱い)

③マニキュアをしている

④ぬか床が付いた手を洗うのが面倒

 

このような時は薄いビニール手袋を使いましょう。使い捨てのビニール手袋が100枚入りとかで安く売っています。

ちなみに厚手のゴム手袋は使わないほうがよいですよ。ゴムの匂いがぬか床に移るかもしれないので。

それに、これは私の考えですが、ゴム手袋で混ぜたぬか床で漬けられたぬか漬けを食べたとは思わないです。

では、上記の①〜④をもう少し詳しく説明しましょう。

 

手を怪我している

手を怪我していると、素手でぬか床に手を入れた時に傷口に塩が染みて、混ぜるどころではありません。

それに傷口のバイ菌などぬか床に移ってしまいます。ぬか床に良いはずがありませんし、そんなぬか床は気持ち悪いですよね。

どうしてもぬか床をかき混ぜるのならビニール手袋を使いましょう。

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手が荒れている(肌が弱い)

まさに私がこのケースに当てはまります。

私の手の肌はあまり強くないようで、食事を作ったり、洗剤で食器を洗ったり、ぬか床を混ぜたりを毎日続けていると手が痒くなってきます。

そして、それを放置して数日経つと手が荒れてきます。

ですのでそうなる前に家事をしばらくやめたり、ぬか床をかき混ぜる時はビニール手袋を使います。

私と同じような方は、無理をせずにビニール手袋を適度に使いましょう。

 

マニキュアをしている

私は男なのでマニュキュアはしませんが、女性ならお洒落でしている方もいますよね。

わざわざ言うことではないかもしれませんが、マニュキュアをした手で直にぬか床を混ぜるのはやめましょうね。

爪から剥がれたマニュキュアの成分がぬか床に移ります。そんなぬか床で作ったぬか漬けを食べたくないし、人に食べさせるわけにはいきません。

 

ぬか床が付いた手を洗うのが面倒

これは「面倒な時はビニール手袋を使って手を抜きましょう!」というお話です。

毎日ぬか漬けを作っていると、たまに「ぬか漬けは食べたいけどぬか漬けを作るのが面倒だな〜」と思う時があります。

そんな時は私はキュウリのような、下ごしらえの必要がなく、ぬか床に入れるだけで済む簡単な食材を選びます。

そして、ぬか床を混ぜた時に手に付いたぬかを洗うのが面倒なので、ビニール手袋を使うのです。

ビニール手袋を使うともの凄く楽なんですよね。

手にぬか床が付かないし、ぬか床をかき混ぜた後はビニール手袋を取ってそのままゴミ箱に捨てるだけ。

使い捨てのビニール手袋なので1回しか使いません。

こうすれば手を洗う必要がないのです。

 

あと、私は、「早く家を出ないと電車に間に合わない!でも今ぬか床をかき混ぜとかないと発酵が進み過ぎてしまう!」

というときも時間を短縮するためにビニール手袋を使って、ささっとぬか床をかき混ぜます。

ということで、私がビニール手袋を使うのは、主に「手が荒れそうな時」と「時間が無いとき」です。

 

でも、私はできる限り素手でぬか床を混ぜたいと思っています。

そのほうがぬか漬けを作ってる実感があるし、ぬか漬けが美味しくなる気がするんですよね。

なので、実際にビニール手袋を使うのは1週間に1回あるかないかくらい。

ほとんど素手でやってます。

そういうわけで、私はできる限りぬか床は素手混ぜることをオススメしますが、時と場合によってはビニール手袋に頼るのはありだと思います。

【参考記事】ぬか床を混ぜた手の臭いの消し方。あるアイテムの効果も検証

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ぬか床の手入れ
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