米麹の甘酒はスーパーやネットで買えるけど…
・スーパーで売ってる甘酒は量が少ない
・量に対しての値段が高い(コスパが悪い)
などのデメリットがあります。
最初、私はネットで甘酒を買っていました。
その甘酒がこちら
あまりの美味しさに頻繁にリピートすることに…
そして「こりゃお金が勿体ないぞ!」ということで自分で米麹の甘酒を作ることにしました。
ということで、今回は自宅で米麹の甘酒を作る方法を紹介します。
米麹の甘酒の材料と作り方
材料は2パターン
・米麹+炊いた白米+水
・米麹+水
もう少し詳しく説明します。
米麹+炊いた白米+水
米麹:白米:水=1:1:3の割合で混ぜます。
それぞれの量は、炊いた白米の重さを基準にして、そこから米麹と水の量を決めるとスムーズです。
白米を混ぜるメリットは、甘酒を作る材料費が安くなることです。
米麹+水
白米を使わなくても甘酒は作れます。
混ぜる割合は
米麹:水=1:1
材料を混ぜる割合について
上記の材料の量は、ざっくりとした目安です。
この量を厳密に守る必要はありません。
多少、前後しても全然オッケー。
ただし、水の量が多いと水っぽくなるので注意してください。
米麹の甘酒の作り方
①材料を混ぜる
②55~60℃の温度で8時間保温し続ける。
これだけです。
ポイントは、一定の温度で一定時間、保温し続けること。
この温度以上だと菌が死んでしまいます。
この温度以下だと菌が活動してくれません。
道具の違いによる甘酒の作り方3パターン
道具の違いで3パターンの作り方があります。
それは
・ヨーグルトメーカー
・炊飯器
・魔法瓶
ちなみに、オススメはヨーグルトメーカーです。
それぞれのメリットとデメリットを紹介しながら詳しく説明します。
ヨーグルトメーカーで米麹の甘酒を作る
これが私が使っているものです。
メリットは
・保温温度を設定できる
・保温時間を設定できる
これに尽きます。
デメリットは
・ヨーグルトメーカーを買わないといけない
・初期投資が必要
ヨーグルトメーカーを使った甘酒の作り方
①付属の容器に材料を入れる。
②保温時間を8時間、保温温度を55~60℃の間に設定する。
③数時間に1回くらいのペースで中をかき混ぜる
これだけです。
保温温度と時間をきちんと設定できるので失敗がありません。
炊飯器で米麹の甘酒を作る
メリットは
・ヨーグルトメーカーを買わなくて良い
・初期の余分な出費がない
デメリットは
・その炊飯器が55~60℃の範囲で保温できなければ甘酒を作れない
・炊飯器に保温のタイマー機能がない(自分で時間を計らないといけない)
炊飯器の保温の温度を調べる方法
炊飯器に水を入れて保温にして、水が温まったら温度計を入れて温度を測る。
ちなみに私の炊飯器は15年以上前のもの。
保温温度は50度くらいでした。残念…
炊飯器を使った甘酒の作り方
①炊飯器に材料を入れて保温にする。
②そのまま8時間待つ。
これだけです
魔法瓶で米麹の甘酒を作る
メリットは
・魔法瓶があれば甘酒を作れる
デメリットは
・甘酒を作るときの温度管理が面倒くさい
・温度計が必要
・魔法瓶が小さいと少しの量しか作れない
魔法瓶を使った甘酒の作り方
①材料を鍋に入れて温める
②65℃くらいになったらすぐに火を止めて素早く魔法瓶にいれる。必ず温度計を使うこと。
※65℃まで温度を上げるのは魔法瓶に移す時に温度が下がることを見越しているから
③たまに中身を混ぜるように動かしてながら8時間放置。
ちなみに、私も何度か魔法瓶で甘酒を作りましたが、あまり上手くいきませんでした。
理由は、魔法瓶の中の温度が少しずつ下がるから。
8時間後に魔法瓶を開けると分かるのですが中身は55℃を大きく下回っていました。
おそらくそれが原因で発酵があまり進んでおらず、ヨーグルトメーカーで作る甘酒に比べて甘さが控えめでした。
例えるなら、おかゆと甘酒の中間のような中途半端な状態です。
美味しい甘酒を確実に作るならヨーグルトメーカーを使うことをオススメします。
米麹の甘酒を作るヨーグルトメーカーの選び方
ヨーグルトメーカーを選ぶポイントは
・55~60℃で保温できるか
・8時間のタイマーが設定できるか
・牛乳パックを温めるスタイルのものは選ばないほうがよい(使い勝手が悪い)
・(甘酒の材料が充分入る)専用容器があるものを選ぶ
ちなみに、私が使っているものはマルコメの甘酒メーカー。
甘酒を作るために買いましたがヨーグルトも作れます。
米麹の甘酒の保存方法
出来上がった甘酒は、すぐに冷蔵庫に保存しましょう。
私はできるだけ3日以内に飲むようにしています。
長くても保存期間は1週間以内にしています。
冷凍保存について
私は、作った甘酒がすぐに無くなるので冷凍保存をしたことはありません。
私の感覚では、1ヶ月くらいは冷凍保存しても大丈夫だと思います。