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無印良品のぬか床の特徴は
・お手入れが簡単(冷蔵庫で保管し1週間に1回かき混ぜるだけ。)
・容器がいらない
・熟成済みなのですぐにぬか漬けが食べられる
ということ。
つまり、初心者でも簡単にぬか漬けを作れます。
実際、無印良品のぬか床で初めてぬか漬けを作ったという人も多いようです。
私も無印のぬか床を入手しました!
ということで今回は無印のぬか床について写真付きで詳しく紹介したいと思います。
無印のぬか床
無印のぬか床を店舗で購入
大阪の難波にある無印良品の店舗で購入しまた。
価格は890円(税込み)
ぬか床の量は1kg
外観はこちら
大きさは横28cm×縦26.5cm
横から見ると平べったいパッケージになっています。
そして、上部にチャックがあり、このパッケージ自体がジップロックのようなっています。
つまり、これ自体が“ぬか”の容器になるのです。
別で入れ物を用意する必要がありません。
全くの初心者が手軽にぬか漬け作りができるようになっています。
「パッケージの裏の説明書き」が初心者に優しい&ありがたい
パッケージの裏には
・ぬか漬けの作り方
・きゅうり、かぶ、なす、大根の「下準備方法」と「漬け時間の目安」
・お手入れの仕方
・ご注意
などが書かれています。
つまり、何も知らない経験ゼロの人でも、このぬか床と野菜さえあればぬか漬け作りをスタートできるということです。
無印のぬか床のパッケージの中身
中身を見てみましょう。
まず、パッケージの上部をハサミで切り落とします。
切り口を少し開くとそこチャックがあります。
チャックを開き上から覗いたところ。
中には薄い茶色の“ぬか”がぺたんこで入っています。
顔を近づけると“ぬか”の酸味の効いた良い匂いが香ってきて、それだけで食欲をそそります!
“ぬか”は熟成済みなので、捨て漬けの必要はなく、すぐに野菜を入れてぬか漬けを作ることができるのです。
ということで、ぬか漬けを作ってみましょう。
無印のぬか床できゅうりを漬けてみた
用意した野菜は、ぬか漬けの定番&私の好みでもある“きゅうり”を使いました。
まず、きゅうりを埋めやすくするため、ぺたんこの“ぬか”を上からギュッと押してぬか床の中で平らにします。
ぬか床に“きゅうり”を入れる。
ただ、スーパーで売っている普通のきゅうりだと1本の長さが微妙に大きいので半分にします。
ギュッと押し込むようにぬか床に入れる。
パッケージの中の空気を抜いてチャックを閉じてコンパクトに。
半分くらいの大きさになります。
これを冷蔵庫の隙間に入れて保管。
コンパクトになるということは冷蔵庫の中でもスペースを取らないということです。
無印のぬか床で作ったきゅうりを食べてみた
パッケージの裏には、きゅうりのぬか漬けの漬け時間は12〜18時間とあったのでその通りにしました。
18時間後のパッケージの中。
きゅうりを取り出します。
“ぬか”を洗い流して皿に盛る。
さっそく食べてみましょう。
ポリポリとした食感がまさにぬか漬けそのもの。
感想を一言で伝えると
美味い!
初めてパッケージを開けた時に匂ってきた香りそのままの味が!
「こんなに簡単にぬか漬けが食べれるのか!」と感動すらします。
炊きたての白ごはんが欲しくなったのですが、炊き忘れていたことを激しく後悔。
「ぬか漬けってご飯と一緒に食べてこそだよな」と再認識しました。
最初は塩分が強い
ぬか漬けの味をもう少し具体的にお伝えしておきましょう。
まず、塩味がちょっと強い感じがします。(それでも全然美味しいですが)
ただ、これは他のぬか床にも言えること。
市販のぬか床はどれも、最初は塩味が強く感じられます。
でも、何回か野菜を漬けているうちに塩味はマイルドになるので安心してください。
無印のぬか床の特徴は「酸味が強い」こと
無印のぬか床で作ってぬか漬けは、他のぬか床で作ったぬか漬けに比べて酸味が強いです。
「無印のぬか床で作ったぬか漬けの味は酸味が強い」
これが最大の特徴。
私は、この味が大好きなので無印のぬか床のファンなんですよね。
もしかしたら、一部の人にとっては「酸っぱい」と感じるかも。
これは完全に好みの問題です。
私はこの味が大好きです。
無印のぬか床の手入れについて
ぬか床のお手入れ方法はパッケージの裏に書いています。
文字数が多いので、なんだか面倒臭そうな雰囲気が漂っていますが大丈夫!
とりあえず最低限これだけは覚えておいてください。
・1週間に1回かき混ぜる
・普段の保管場所は冷蔵庫でOK。
普通にぬか漬けを作っていたら、1週間に何回かはぬか漬けを作りますよね。
その時、野菜を出し入れするついでにかき混ぜればいいんです。
「ついでに」で構わないんです。
ぬか床に溜まる水分について
あと、ぬか漬けを作っていると野菜から出る水分でぬか床が水っぽくなります。
それはキッチンペーパーなどで吸い取りましょう。
無印のぬか漬けの賞味期限
パッケージには賞味期限が印刷されています。
これは開封前の賞味期限のことです。
開封後は、パッケージに記載のお手入れ(メインはかき混ぜ&水分調整)を続ければ、その賞味期限を超えて使い続けることもできます。
無印のぬか漬けは「みたけ」の発酵ぬか床のOEM
「みたけ」の発酵ぬか床という商品があるのですが、無印のぬか床は「みたけ」のOEMです。
こちらが「みたけ」の発酵ぬか床
つまり、「みたけ」の発酵ぬか床を「無印良品」のブランドで売っています。
ですので、どちらも中身は同じです。
無印のぬか床の裏には製造者「みたけ食品工業株式会社」と書かれています。
ちなみに、「みたけ」の発酵ぬか床は、Amazonで販売されて、口コミを見ていると、評価が高くてその数も多いです。
つまり、このぬか床は多くの人に認められているということです。
無印のぬか床の販売店
無印のぬか床の販売店は
・無印良品の店舗
・無印良品の通販
価格はどちらも890円(税込み)
ただし、無印の通販だと490円の送料がかかります。
「みたけ」の発酵ぬか床で代用する
・近くに店舗がない
・無印の通販は送料分だけ高くて嫌だ
そんな時は「みたけ」の発酵ぬか床を買えば良いでしょう。
なぜなら、同じぬか床だからです。
Amazonなら900円(税込み)で手に入ります。
無印のぬか床の補充について
無印のぬか床でぬか漬けを作っていると
・味が薄くなる
・“ぬか”が減る
ということがあり、そのときは“ぬか”を補充しないといけません。
無印のぬか床には「補充用」のぬか床もあります。
価格は290円(税込み)
ぬか床の量は250g
無印良品の店舗や通販で販売。
ちなみに、“みたけ”にも補充用のぬか床があります。
Amazonで価格は448円(税込み)
ぬか床の量は250g
Amazonで“みたけ”の補充用のぬか床を買うのが早くて安いです。
“ぬか”を補充するという考え方をやめるのもアリ
“ぬか”を足すタイミングを自分で判断して補充するのは面倒ですよね。
だったらいっそのこと、補充するのではなくて、「新しいぬか床に買い換える」という方法もありです。
ぬか漬けを作る頻度にもよりますが、1ヶ月くらいすると、ぬか漬けの味が変わってきます。
「始めのころに比べてあまり漬かってないな」と感じるでしょう。
そんな時は“ぬか”を補充するのではなくて、ぬか床を買い替えます。
これはぬか床の価格が安いからこそできることなんです。
普通の米ぬかを補充しない方が良い
足しぬかをする時は、普通の“ぬか”を使うことはオススメしません。
なぜなら、その“ぬか”は熟成(発酵)していないので、それをそのまま入れると、ぬか床の乳酸菌が薄まります。
すると、ぬか漬けの漬かり具体が悪くなるのです(美味しくなくなる)
乳酸菌を増やすために常温管理に変更すれば、ぬか床として使い続けることはできます。
ただし、違う“ぬか”を入れているので少しつづぬか漬けの味は変わります。
まとめ
ということで、無印のぬか床は、ぬか漬けのことを何も知らない初心者にピッタリです。
酸味の効いたぬか漬けの味の美味しさは保証します。
ランチ1食分の金額を出して無印のぬか床を手に入れれば、ぬか漬けが作り放題になるのです。
ぜひ試してみてください!