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河村さんちの鉄粉ぬか床でぬか漬けを作ってみた様子を紹介!

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

河村さんちの鉄粉ぬか床のパッケージ表

河村さんちの鉄粉ぬか床。

とてもユニークな名前のぬか床ですよね。

ともて興味が湧きます!

ということで、さっそく手に入れてぬか漬けを作ってみました。

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河村さんちの鉄粉ぬか床

河村さんちの鉄粉ぬか床を購入

河村さんちの鉄粉ぬか床はネットショップで買うことができます。

楽天かAmazonでの購入になりますがAmazonの方が安いです。

価格は941円

ぬか床の量は1kg

パッケージの裏には、ぬか床の作り方や手入れの仕方が書かれています。

 

河村さんちの鉄粉ぬか床のパッケージ裏

 

 

河村さんちの鉄粉ぬか床の特徴は鉄粉が入っていること

パッケージには原材料が書かれています。

・米糠(国産)

・食塩

・昆布

・唐辛子

・乾燥しいたけ荒粉末

・からし粉

・食用卵殻粉

・鉄粉

ここで注目したいので「鉄粉」です。

市販のぬか床で鉄粉が入っているのは、おそらく「河村さんちの鉄粉ぬか床」だけ。

これが最大のウリかもしれません。

 

鉄分が入っていることのメリットは

・ぬか漬けを食べるだけで鉄分を補給できる

・“なす”のぬか漬けが鮮やかに漬かる

 

ぬか漬けを食べるだけで鉄分を補給できる

このことは、鉄分が不足しがちな女性にはメリットがありますよね。

ぬか漬け自体が健康食ですが、それに加えて鉄分も補給できるわけです。

 

“なす”のぬか漬けが鮮やかに漬かる

“なす”って普通にぬか漬けにすると、“なす”の紺色が剥げてしまいます。

味には影響はありませんが、見た目は良くありません。

ということで、一般的に“なす”の色落ちを防ぐためには

・鉄玉子をぬか床に入れる

・“みょうばん”を使う

このどちらかです。

ちなみに鉄玉子とは例えばこういう物

ぬか床用鉄玉子

手のひらにすっぽり収まる大きさです。

河村さんちの鉄粉ぬか床なら、鉄玉子や“みょうばん”を使う必要がなくなります。

 

河村さんちの鉄粉ぬか床の“ぬか”をチェック

河村さんちの鉄粉ぬか床は、乾燥した“ぬか”がパッケージされた状態で届きます。

そして、前もってぬか床用の容器を用意しないといけません。

パッケージの中身を容器に移し、そこに水を加えると完成。

捨て漬けの必要はありません。

すぐにぬか漬けを作ることができます。

 

“ぬか”を観察

“ぬか”をお皿に出してよく観察してみました。

原材料の昆布、しいたけ、唐辛子がゴロッと入っています。

河村さんちの鉄粉ぬか床の“ぬか”と原材料

これがぬか漬けの味の決め手になります。

丸く固まっているものは“ぬか”が固まったもの。

水を足せば崩れます。

あと、“ぬか”の中に脱酸素剤が入っているので取り出しておきましょう。

河村さんちの鉄粉ぬか床の中に入ったいた脱酸素剤

 

容器を用意してぬか床を作る

まず、ぬか床となる入れ物を用意。

河村さんちの鉄粉ぬか床を入れる容器

ちなみに寸法は
横26cm 奥行16cm 高さ14cm

 

容器に“ぬか”を入れます。

河村さんちの鉄粉ぬか床を容器に入れる

全部入れてしまうと溢れそうになるので、“ぬか”の1/3くらいを入れました。

水を足していきます。

パッケージには「水を1リットル程入れ」と記載あり。

ミネラルウォーターを使います。

水を足し混ぜます。

河村さんちの鉄粉ぬか床を容器に入れ、そして水を足す

ある程度混ざったら「“ぬか”を足す→水を足す→混ぜる」を何度か繰り返し、全部の“ぬか”を容器に入れる。

目標とするぬか床の柔らかさは「耳たぶ」くらいの柔らかさ。

しっかりと混ぜ込んで完成。

河村さんちの鉄粉ぬか床のぬか床が完成

ちなみに水は1.3リットルくらい使いました。

この状態からすぐに野菜を漬けてぬか漬けを作ることができます。

 

河村さんちの鉄粉ぬか床できゅうりを漬けてみた

出来たてホヤホヤのぬか床できゅうりを漬けてみます。

河村さんちの鉄粉ぬか床できゅうりを漬けてみる

 

常温で12時間漬けてみました。

河村さんちの鉄粉ぬか床で12時間漬けたきゅうり

河村さんちの鉄粉ぬか床で作った“きゅうり”のぬか漬け

 

食べてみた感想は

「塩味が強い」です。

確かに、ぬか漬けにはなっています。

ぬか漬けとして食べることはできるけど、塩分が強めなので「美味しい!」と言い切ることができない感じ。

 

パッケージには

「漬け始めは少々塩辛くなるので、クズ野菜で1〜2回捨て漬けするか、漬ける時間を短めにして下さい。2〜3回目位からとっても美味しくなります」

と書かれています。

 

ということで、何度かぬか漬けを作り続けました。

すると、確かに回を重ねるごとにぬか漬けの塩味はマイルドになり、それと同時にぬか漬けとしても味も美味しくなってきました。

3〜4回目くらいから素直に「美味しい!」と言えるようになりました。

その味の特徴は、原材料の昆布やしいたけがいい感じでぬか漬けを美味しくしています。

ちなみに、鉄の味はしません(笑)

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河村さんちの鉄粉ぬか床のお手入れ

お手入れの仕方は、自家製のぬか床とほぼ同じです。

 

河村さんちの鉄粉ぬか床のお手入れの仕方について

なので、できるだけ毎日お手入れはしてください。

 

・足しぬかについて

足しぬかの“ぬか”は、できれば河村さんちのぬか床を使ってください。

ただし、補充用のぬか床は無いので、最初と同じぬか床を買って、それを足しぬか用に使いましょう。

別に、普通の“ぬか”を足しぬかに使っても良いです。

ただ、鉄分は補給できなくなります。

そして、その場合は、ぬか床の成分が変わるのでぬか漬けの味も少しずつ変わります。

 

なすのぬか漬けを作ってみた

このぬか床の特徴は、鉄粉が入っているので「なすが色落ちしない」こと。

ということで、なすを漬けて確認してみました。

ちなみに、パッケージにはこう書かれています。

河村さんちの鉄分ぬか床でなすを漬ける①

「ぬか床に塩大さじ2〜3杯を入れると色よく漬かる」とのこと。

 

こちらは塩を足さずに漬けたなすのぬか漬け

河村さんちの鉄分ぬか床でなすを漬ける②

 

翌日、ぬか床に塩を足し、もう一度“なす”を漬ける

河村さんちの鉄分ぬか床でなすを漬ける③

河村さんちの鉄分ぬか床でなすを漬ける④

※ぬか床の塩分濃度が高くなったからなのか、“なす”がしぼんでいます。

 

写真では分かりにくいかもしれませんが、「色の違いはほとんどありません」でした。

どちらもほんの少しだけ色落ちしますが、他のぬか床で漬けた“なす”に比べて色落ちしにくいのは明らかです。

鉄分の効果はあると思います。

それよりも塩を足したぬか床で漬けた“なす”が、塩辛くなったことが気になりました。

「わざわざ塩を足さなくてもいいかな」と。

 

まとめ

河村さんちの鉄粉ぬか床の主な特徴は

・水を入れるだけでぬか床が完成

・鉄粉が入っている

・容器は用意しないといけない

・マメなお手入れは必要

といったところ。

他のぬか床にはない最大の特徴は鉄分が入っていることです。

ですので、このぬか床を気に入って使い続けるなら、“ぬか”の補充は河村さんちのぬか床でするようにしてくださいね。