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祇園ばんやのぬかの花を使ってみた。予想外の美味さに驚き!

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

祇園ばんやのぬかの花

祇園ばんやのぬかの花は、京都の料理屋「祇園ばんや」の総料理長が

「味より栄養・からだに良いもの」

「本当に良いもの、安心できるものを」

「我が子に安心して食べさせられるものを」

という思いを元に生み出した「無農薬・無添加」のぬか床。

その床は半年かけて発酵熟成済み。

そんなこだわりが詰まった「祇園ばんやのぬかの花」を使ってぬか漬けを作ってみました。

今回は、その様子とぬか漬けの味の感想を写真付きで紹介します。

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祇園ばんやのぬかの花

祇園ばんやのぬかの花を購入

祇園ばんやのぬかの花は注文するときに

・熟成ぬか(ぬかの花)

・補充用ぬか

・容器

の数と組み合わを選ぶことができます。

 

例えば、

熟成ぬか×3個

補充用ぬか×2個

プラスチック容器×1個

という感じです。

 

購入は祇園ばんやのホームページからでも可能ですが、私はAmazonで購入。

最初は、様子見ということで熟成ぬかを1個だけ取り寄せました。

ぬか床(1kg)以外に

・ハンドブック(説明書。全18P)

・お知らせ

がついてきました。

 

祇園ばんやのぬかの花。ガイドブック

祇園ばんやのぬかの花。お知らせ

 

ちなみに、市販のぬか床を買うと必ず説明書が付いてきます。

経験のない初心者でも、これを見ればすぐにぬか漬け作りができるようになっています。

 

祇園ばんやの説明書の中身は

・祇園ばんやのぬか床の特徴

・素材ごとのぬか漬けの作り方

・ぬか床のお手入れ

・ぬか床Q&A

・ぬか床によくある疑問

・ぬか床を使ったレシピ

などが書かれています。

私が今まで見て見た説明書の中で最も情報の量と細かさが充実しています。

私もこの説明書で勉強せせてもらったくらいですから。

 

・ぬかを食べてみた

「ぬかの花」のウリは、「ぬか床まで食べられるぬか」とのこと。

無農薬&無添加の“ぬか”なので安心して口にできます。

ということで、ぬかをそのまま食べてみました。

うん、美味しい!

市販のぬか床のぬかは、届いてすぐに口にすると塩辛かったりするのですが、それがありません。

濃厚な味で、良い意味でぬかの味がしません。

ぬかを使った「ぬか料理」と言えば良いのでしょうか、ぬかにいろんな素材が加わって、これ自体が一つの食べ物みないになっています。

気になったのでパッケージに記載されていた原材料をチェックしてみることに。

・有機JAS無農薬米の玄米絹ぬか

・トマト

・みかん

・かつお

・昆布

・干し昆布

・醤油

・天然海塩

・酒粕

・実山椒

・天然乳酸菌

・天然酵母

・米麹

複雑な味だなと感じたのは、これだけの素材が入っているからですね。

これらがお互いの味を打ち消し合うことなく、逆に調和していることに驚きです。

 

きゅうりのぬか漬けを作ってみた

ぬかの花でぬか漬けを作ります。

まず、ぬか床を容器に移します。

祇園ばんやのぬかの花を容器に移す。

 

これを平らにして

容器に移した祇園ばんやのぬかの花を平らにする

 

きゅうりを投入。

祇園ばんやのぬかの花にきゅうりを投入

冷房の効いた部屋で12時間漬けます。

 

祇園ばんやのぬかの花で漬けたきゅうりのぬか漬けの味

12時間後のきゅうりのぬか漬け。

祇園ばんやのぬかの花で12時間漬けたきゅうりのぬか漬け

普通は、ぬか床から出した野菜の“ぬか”は洗い流します。

でも、説明書には

「ぬか床がついた状態でお召し上がりいただけます」

と記載が。

ということで、今回は洗い流さず“ぬか”はついたままにします。

祇園ばんやのぬかの花で漬けたきゅうりのぬか漬けを皿に盛る

 

食べてみた感想は

すごく美味しい!

市販のぬか床のほとんどは、1回目は塩味が強くて初回から「美味しい」と言い切ることがきません。

市販のぬか床は「そういうものだ」と思っていましたが、ぬかの花で漬けたぬか漬けは違いました。

かと言って酸味が強いわけでもありません。

“ぬか”とそれ以外の材料でしっかりときゅうりに味がついています。

1回目から「しっくりくる」美味しさです。

““ぬか”がついたまま食べても美味しいというのは本当です。

むしろ、ついていた方が美味しいかもしれないくらいですね。

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祇園ばんやのぬか床のお手入れについて

ぬか床のお手入れは一般的なお手入れ方法とほぼ同じです。

・ぬか床の保管場所

説明書によると

春・秋・冬は常温の冷暗所、発酵しすぎた場合はなどは冷蔵庫へ、

夏(6〜9月)は、常温だと発酵が活発になりすぎる場合があるので、冷蔵庫での保管がおすすめ

ということです。

 

・かき混ぜの頻度

春・秋・冬(常温):1週間に1回程度

夏(常温):1日に1〜2回

冷蔵庫保管時:1か月に2〜3回

 

・足しぬかについて

ぬか床が水っぽくなったり、ぬかが減った時は足しぬかをします。

普通の米ぬかを補充しても良いのですが、それをするとぬかの花本来の成分が薄まってしまいます。

すると少しずつぬか漬けの味が変わります。

祇園ばんやのぬかの花を選んでいる意味がなくなりますからね。

だから、普通の米ぬかを足すことはオススメしません。

祇園ばんやが扱っている足しぬか用の“ぬか”で補充することをオススメします。

 

まとめ

祇園ばんやのぬかの花はAmazonで1kg、2138円でした。

正直、「ちょっと高いな〜」と思いならが購入しました。

でも、ぬか漬けの美味しさを体感して結果、この価格に納得です。

きっと、自家製のぬか床ではこの味は出せません。

期待を裏切らない美味しさですので、ぜひ試してみてください。