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ヨーグルトメーカーがあれば、スーパーで買ってきたヨーグルトを使って、自宅でヨーグルトが作り放題です。
ただ、1つ気になることがあります。
それは
・普通にヨーグルトを買う
または
・ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作る(そして植え継ぎをしていく)
どちらがコスパが良いのか?
具体的な数字を使って調べてみました。
結論を先に言うと
・数字だけ見るとヨーグルトメーカーを使った方がコスパが良い
・ただし、あまりヨーグルトを作らない人はコスパが悪い
ざっくり言うと、こういうことになります。
以下で詳しく説明します。
あと、私が思うヨーグルトメーカーを使うことのメリットもお話します。
ヨーグルトメーカーを使うとコスパは良いのか?
具体的な数字で比較してみた
具体的な数字で比較してみましょう。
材料は近所のスーパーマーケットのライフで買いました。
明治ブルガリアヨーグルト(400ml) で150円(税込)
1000mlの牛乳が204円(税込)
今回は、この数字で計算します。
【自家製ヨーグルトを作るコスト】
「1000mlの牛乳」に「ブルガリアヨーグルト100ml」を加えて1100mlのヨーグルトを作ります。
この時の費用は
ブルガリアヨーグルト(400ml)を買う費用…150円
と
牛乳1000mlを買う費用…204円
の合計で354円
この金額をブルガリアヨーグルトの量と同じにするため、400mlにあたりの費用に換算すると…
129円になります。
つまり…
400mlのブルガリアヨーグルトは150円
400mlの自家製ヨーグルトは129円
のコストがかかっています。
自家製ヨーグルトの方が21円安いです(コスパが良い)
2回目以降はもっとコスパが良くなる
2回目からの自家製ヨーグルトは植え継ぎできるので新しくヨーグルトを買う必要がありません。
買うのは牛乳だけ。
つまり、さらにコスパがよくなります。
途中の計算は省略して結論だけ言うと…
400mlのブルガリアヨーグルトは150円
2回目以降に作る400mlの自家製ヨーグルトは82円
ということで、自家製ヨーグルトの方が半額近くまで安くなります。
植え継ぎをすればするほどコスパがよくなるということです。
補足
牛乳やヨーグルトの金額は、店や商品によって違うので計算結果も変わります。
あくまでも、ざっくりとした参考としてお考えください。
ただ、今回の結果は大きく的を外してはいないと思います。
植え継ぎをしているといつか乳酸菌が弱くなるので、新しくヨーグルトを書いなおす必要があります。
その分のコストはかかります。
ヨーグルトメーカーを買わないといけないので、最初の方に浮いたコストはその費用の回収にまわされます。
結論
ヨーグルトメーカーを使ってヨーグルトを作った方がコスパは良いです。
しかし、コスパの恩恵を受けるのは、ヨーグルトを作る頻度が多い人だけ。
逆に、たまにしかヨーグルトを作らない人は
・ヨーグルトメーカーを買うコスト
・ヨーグルトを作る手間(時間的コスト)
を考慮すると、スーパーでヨーグルトを買ってきた方がコスパが良いです。
ただ、ヨーグルトメーカーを使うことでメリットもあると私は思っています。
以下で説明するので参考にしてみてください。
ヨーグルトメーカーを使うメリット
メリット① ちゃんとしたヨーグルトを作ることができる
「ヨーグルトの種菌」と呼ばれるものがAmazonなどで売っています。
これは粉末状のもので、これと牛乳を混ぜてヨーグルトメーカーで保温するとヨーグルトができます。
ヨーグルトの種菌を使えば
・ケフィアヨーグルト
・カスピ海ヨーグルト
などを作ることができるのです。
あくまでも私の感想ですが種菌で作ったヨーグルトは味が濃くてより美味しいように感じます。
それに、余計なものが入っていないので、シンプルなプレーンヨーグルトを堪能することができるでしょう。
ちなみに、種菌はスーパーで買うヨーグルトより高いです。
その分だけコスパは高くなります。
たぶん、「本当のヨーグルト好きな人」しか買わないと思います。
メリット② ヨーグルト以外の料理も作れる
ヨーグルトメーカーがあれば
例えば
・甘酒
・塩麹
・味噌
・納豆
・ローストビーフ
など、ヨーグルトメーカーがないと簡単に作れない料理を作れます。
料理好きな人は料理の幅を広げることができるはず。
ちなみに、私はヨーグルトメーカーと同じ機能がある甘酒メーカーを持っていて
・ヨーグルト
・甘酒
・塩麹
などを主に作っています。
私自身は甘酒メーカーを使うメリットを充分感じているし、「買って良かったな」と思っています。