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せっかく作った甘酒が茶色い…
どうすれば良いか?
結論から言うと…
茶色くなった甘酒でも食べられます。
問題ありません。
茶色くなる理由は
・保温時間が長い
・保温温度が高い
のどちらかです。
詳しく説明しましょう。
ちなみに、この記事でいう甘酒とは「米麹で作る甘酒」のことです。
酒粕の甘酒ではありません。
米麹の甘酒が茶色い
私の甘酒の作り方
まず、念のために基本的な甘酒の作り方を簡単に確認しておきましょう。
私は、甘酒メーカーを使って米麹の甘酒を作っています。
そのときの設定が
保温時間…8時間
保温温度…55~60℃
いつもこの設定で問題なく作れています。
もちろん茶色くなりません。
甘酒が茶色い理由その① 保温の時間が長い
保温時間が長くなると甘酒が茶色くなります。
保温時間を60℃に設定して8時間以上保温を続けてみました。
保温して8時間後の甘酒
10時間後の甘酒
12時間後の甘酒
14時間後の甘酒
16時間後の甘酒
20時間後の甘酒
撮影する時間帯によって光の加減が変わり映り方が微妙に違います。すみません。
写真で見る限りに色にあまり変化はありませんが、実際のところもあまり変化はありません。
時間が経つにつれて「ちょっと茶色っぽくなったかな」という感じです。
ここから時間が飛びます。寝てしまったからです。
30時間後の甘酒
写真でも茶色くなったのが分かると思います。
8時間保温して作った甘酒と比較するとさらに分かりやすいです。
加熱されている時間が長くなるとこのように米が茶色くなります。
でも、味にほとんど影響はありません。
美味しくいただけます。
ですので、保温しすぎて甘酒が茶色くなっても食べられます。
味見する前に捨てないようにしてください。
甘酒が茶色い理由その② 保温時間の温度が高い
保温温度が高くなると甘酒が茶色くなります。
ほとんどの甘酒メーカーやヨーグルトメーカーの最大の保温温度は65℃。
それ以上で保温するためにあえて炊飯器を使いました。
私の炊飯器は保温すると75℃になります。
炊飯器で8時間保温して作った甘酒がこちら。
これを別の容器の入れ替えて、8時間保温して作った甘酒と比較しました。
比較すると茶色いのが分かります。
食べてみました。
その味は、一応、甘さは感じるけど…
・甘さが弱い
・甘さに深みがない
・後味が甘くない
普通に作ったときに比べて「甘さが足らない」と感じました。
でも、全く食べられないわけではありません。
まとめ
実際に試してみることで、甘酒を長時間保温したり、高温で保温すると米が茶色くなることが分かりました。
ただし、保温温度と保温時間をきちんと守れば、茶色くなることはありません。
もし、万が一、保温時間が長くなったり、保温温度が高くなって、茶色くなっても食べられます。
失敗したと勘違いして捨てないようにしましょう。