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ケフィアヨーグルトのメリットはヨーグルトメーカーがなくても作れること。
ということで、今回はケフィアヨーグルトの作り方を紹介します。
作り方は2パターン
・牛乳パックだけで作る方法
・ヨーグルトメーカーで作る方法(短時間で作りたい場合)
それぞれの方法を紹介します。
ケフィアヨーグルトの作り方
ケフィアヨーグルトは店では売ってない
実は、ケフィアヨーグルトはスーパーでもネットでも売っていません。
なぜなら、密封したケフィアが発酵すると、容器が膨らんだり容器が破裂する恐れがあるからだそうです。
なので、ケフィアヨーグルトは自分で作るしかありません。
その時にケフィアヨーグルトの「種菌」というものを使います。
今回、私が使った種菌はこちら
この中に種菌と呼ばれている粉が入っていて、これを牛乳に混ぜるとヨーグルトになります。
今回は、この種菌に付属の説明書に従って作っていきます。
牛乳パックでつくる方法
実際に牛乳パックで作ってみました。
手順は…
①牛乳(1リットル)を用意する
②フタを開け種菌を入れる
③パックを閉じて、上下、左右に振って種菌を牛乳に混ぜる
④クリップでフタを閉じる
これだけです。
あとは発酵してケフィアになるのを待つだけです。
完成の目安は、牛乳パックを軽く振ってちゃぷちゃぷという音がしなくなったら。
それが牛乳が固まってヨーグルトになったサインです。
完成後は冷蔵庫で保管してください。
1~2週間保管できます。
ケフィアヨーグルトは室温で発酵可能
ケフィアヨーグルトの特徴は、ヨーグルトメーカーを使わなくてもいいところ。
なので、室内に放置して発酵させることができます。
ただし、発酵温度は20~30℃なので季節によって保管時間が変わります。
夏の場合
・冷房が効いている涼しい場所で20~24時間
冬の場合
・まず、種菌を入れる前に牛乳を30℃くらい温めておく
・暖房が効いている部屋で1日
・暖房がない部屋、または夜に暖房を止めるときは2~3日
ヨーグルトメーカーで作る方法
気温が20℃以下になる冬はケフィアヨーグルトができるまでに時間がかかります。
または、固まり方が弱くて液体に違い状態のケフィアになることも。
時間を短縮したい時はヨーグルトメーカーを使った方がてっとり早いです。
自家製ケフィアを頻繁に作るならヨーグルトメーカーを使うことをオススメします。。
実際に作ってみました
私が使っているヨーグルトメーカー
というか、これは甘酒メーカーなんです。
でもヨーグルトも作れるのです。
手順は…
①容器に種菌を入れる
②牛乳を少し入れて種菌を溶かす
③残りの牛乳を入れる
④保温時間は24時間に設定
⑤保温温度は25℃に設定
あとは待つだけです。
使う牛乳の種類は?
基本的には、ほとんどの種類が使えます。
ただし、低温殺菌牛乳を使うときは、一度沸騰させ30℃に冷ましてから使うこと。
乳飲料はダメです(使用不可)。
カルシウムや鉄分を加えた牛乳(乳飲料)は、きれいに固まらずモロモロになりますが異常発酵ではありません。
脂肪の取り過ぎを控えたい方は、「低脂肪牛乳」や「無脂肪牛乳」を使うこと。
作ったケフィアヨーグルトからヨーグルトを作れるか?
種菌を使わずに、自分で作ったケフィアヨーグルトを使って、ヨーグルトを作ってみました。
用意するのは
・自家製ケフィアヨーグルト…100g
・牛乳…1リットル
甘酒メーカーを使いました。
これらを混ぜて24時間待ちます。
できたものがこちら
見た目は特に変わりません。
種菌から作ったケフィアと比べると
・少し水っぽくて
・味が少し薄くなっています
でも、同時に食べ比べてやっと分かるくらいの違いです。
ただ、種菌を使わずに繰り返しケフィアを作り続けると、少しづつヨーグルトの品質は悪くなっていくでしょう。
だから、ケフィアヨーグルトを作るときは種菌から作ることをオススメします。
豆乳でケフィアを作ってみた
豆乳でケフィアを作ってみました。
甘酒メーカーを使いました。
作り方は牛乳と同じです。
豆乳(1リットル)と種菌を混ぜるだけ。
保温の時間と温度も同じ。
できたケフィアがこちら
左が牛乳で作ったケフィア
右が豆乳で作ったケフィア
豆乳で作った方が色が濃い(ベージュ色)です。
ケフィアは普通のヨーグルトに比べて酸味が少ないのですが、豆乳のケフィアはさらに酸味が少ないです。
ほとんど酸味を感じません。
かなりマイルドな味です。
ヨーグルトの酸味が好きな人は物足りないかもしれません。
逆にヨーグルトの酸味が苦手な人にはオススメです。
まとめ
ケフィアヨーグルトの基本的な作り方を紹介しました。
ケフィアヨーグルトの種菌はいろいろ売っているので、どれを選んでも良いでしょう。
それぞれに作り方の説明書があるはずなので、一応それに従ってください。