ぬか漬けを作りに慣れてくると、普通の野菜をぬか漬けにして食べることに飽きてきて、変わった食材をぬか漬けにしたくなるのです。
ぬか床に入れてしまえば、意外といろんな食材がぬか漬けになってしまいます。
そして、その食材は野菜以外にもあるんです。
それらをぬか漬けにするうと、とにかく美味い!
“きゅうり”とか“なす”や“大根”のぬか漬けは、「これぞぬか漬け!」といういう王道の美味しさなんですが、変わり種と呼ばれる食材のぬか漬けは、それとは全く違う次元の美味しさなんです。
食材がイレギュラーなだけに好き嫌いが分かれますが、どハマりするとその食材がヘビーローテーションになることもしばしば。
ぬか漬けの奥の深さを知ることになるでしょう。
ということで、今回は変わり種のぬか漬けをランキング形式で紹介したいと思います。
ちなみに、それぞれの食材の作り方はこの記事の下で個別記事として用意しています。
そちらも参考にしてください。
ぬか漬けの変わり種ランキング
今回のランキングは完全に私の個人的な好き嫌いで決めています!
そして、ぬか漬けにしてみたものの、私が「美味しくない」と思ったものは紹介していません。
では、紹介していきましょう!
1位:ゆで卵のぬか漬け
いきなり野菜意外の食材を紹介しますが、変わり種ぬか漬けで一番のオススメは、ゆで卵のぬか漬け。
意外にもぬか漬けとの相性は抜群にいいんです!
初めてゆで卵のぬか漬けを作って食べた時、あまりの美味さに感動しました。
ゆで卵って、そのまま食べると味が淡白で正直「美味しい!」とは思えませんよね。
でも、ぬか床に入れることで、ゆで卵にいい感じの塩分がプラスされ、それがゆで卵の味と絶妙に合います。
それに、ぬか床の酸味が加わることで、「絶品」と呼ぶにふさわしい料理になっています。
私は、そのあまりの美味さに、一時期、ゆで卵のぬか漬けばかり作っていたくらいです。
ご飯のおかずに合うし、私は、これを外出先で小腹が空いた時の間食用に持ち歩くこともあります。健康的かつ経済的でもあります。
ぬか漬けを作っている人は、絶対に作って欲しい一品ですね。
この美味さは、絶対に期待を裏切りません!
2位:アボカドのぬか漬け
変わり種ぬか漬けで2番目にオススメするのはアボカド。
実はアボカドは変わり種ぬか漬けの中でも人気の食材。アボカドはぬか漬けとの相性が抜群なんです。
元々、濃厚な味がしてそのまま食べても美味しいのですが、ぬか漬けにすると酸気と塩分が加わってさらに濃厚に。
美味しくするコツは、長く漬け過ぎないこと。
そうすればアボカド本来の美味しさを残しつつ、酸味と塩分がアボカドをさらに美味しくしてくれます。
アボカドをぬか漬けにするとトロトロになり、それを口の中に入れた瞬間に舌の上で溶けて濃厚な味が広がるのです。
その味は、もはやぬか漬けって感じがしないですね。
とにかく超おすすめの変わり種です。
3位:ささみのぬか漬け
肉もぬか漬けにして食べられるのですが、その中で特にオススメしたいのが“ささみ”。
ささみは高タンパク&低カロリーのヘルシーで優秀な食材ですが、あえて欠点を挙げるとすれば味が淡白なこと。
いろんな食べ方がありますが、「ぬか漬けにする」やり方はその1つ。
ささみを茹でてぬか漬けにするとスモークされたような味になり、コンビニで売っているサラダチキンに匹敵するくらい美味しくなります。
「肉は好きだけど健康的に食事に取り入れたい」とか「ダイエットしている」という人なら、ささみのぬか漬けはピッタリでしょう。
4位:マグロのぬか漬け
意外にも魚もぬか漬けにして食べられます。
その中でまずぬか漬けにしてみて欲しいのがマグロの刺し身。
美味しく食べるコツはあまり長く漬け過ぎないこと。
マグロの刺し身をぬか漬けにすると、いわゆる「漬けマグロ」のような味になります。
ただ、醤油に漬けていないので漬けマグロよりはマイルドな味です。
これだけでもシンプルに美味いのですが、漬けマグロの丼のように食べても美味しくいただけます。
【参考記事】ぬか漬け野菜のおすすめランキング!ベスト10を紹介
5位:ミニトマトのぬか漬け
ミニトマトをぬか漬けにすると、トマトの元々の酸味にぬか漬けの酸味と塩分が加わって、甘みのある濃厚な酸味に変化します。
あの小さなトマトの中にうま味がギュッと濃縮されるのです。
ちなみに、ミニトマトより大きいサイズのトマトはぬか漬けに向いていません。ぬか漬けの味が中に浸透しなくて、普通のトマトを食べているのとあまり味が変わりません。
大きさ的にはミニトマトが一番ぬか漬けに合っています。
6位:じゃがいものぬか漬け
じゃがいもほど料理のバリエーションが豊富な食材はありませんよね。
そのラインナップに、ぜひ、じゃがいものぬか漬けを加えて欲しいです。
茹でたじゃがいもをぬか床に入れると、“ぬか”の塩分と酸味でいい感じで味付けされて他のじゃがいも料理とは違う美味しさを味わえます。
ポテトに塩を振って食べると美味しいことから、じゃがいものぬか漬けが美味しいことは想像しやすいでしょう。
それに酸味が加わるので、その味はオリジナル。
これを焼いて食べても美味しくいただけます。
7位:りんごのぬか漬け
実は、フルーツもぬか漬けになります。
特にオススメしたいのがりんご。
りんごをぬか床に入れると酸味と塩味が染み込んで、いい感じで美味しくなります。
どんな味かというと、甘くなります。
りんごの味と酸味と塩味が混ざると甘く感じるようです。
この甘さだったら、お子さんでも美味しいと言って喜んで食べてくれるような気がします。
8位:チーズのぬか漬け
チーズもぬか漬けにできます。
特にモッツァレラチーズがぬか漬けに向いています。
その理由は、モッツァレラチーズの薄味とぬか床の相性が良いからです。
元々の薄味にぬか床の酸味と塩味がマッチするんです。
あと、チーズが柔らかいのでぬか床の旨味が浸透しやすい。
口にした感じはぬか漬けというより“おつまみ”を食べている感覚。
上にミニトマトを乗せて食べても美味しいです。
9位:こんにゃくのぬか漬け
煮物やおでんなどで活躍するこんにゃくは、ぬか漬けにするとまるで違う食べ物になります。
下処理をして臭みをしっかりと抜いたこんにゃくのぬか漬けは、爽やかな酸味がしてプリプリとした食感に。
それはまるでゼリーのような感覚です。
そのまま食べても良し、醤油を少し付けて食べても良いでしょう。
まとめ
変わり種のぬか漬けの特徴は、ひと手間かける食材が多いこと。
ちょっと面倒だったりするのですが、でも、どハマりする食材に出会ってしまうと、その手間をかけてでもぬか漬けにしてしまうんですよね。
私にとってのそれは茹で卵。
茹で卵は1週間に1パックのペースでぬか漬けにして間食用に家や外出先で食べています。
でも、普通のぬか漬けに比べたら、変わり種ぬか漬けを作る回数は少ないと思います。
普通のぬか漬けを作っているとそれに飽きる時が来るので、そういう時はここで紹介した食材でぬか漬けを作ってみて欲しいですね。