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米麹の甘酒を「炊飯器」で作るというやり方があります。
でも、炊飯器で作ろうとすると温度管理が面倒なんです。
ということで、今回は炊飯器で米麹の甘酒を作るときの注意点を説明します。
炊飯器で米麹の甘酒を作る
基本の米麹の甘酒の作り方
私は、甘酒メーカーを使って、以下のやり方で甘酒を作っています。
米麹、ご飯、水
または
米麹、水を混ぜる
そして、保温の設定は
保温時間…8時間
保温温度…55~60℃
甘酒メーカーを使うメリットは、保温時間と保温温度を設定できること。
ヨーグルトメーカーでも同じことができます。
逆に、炊飯器では保温時間と保温温度は設定できません。
炊飯器で甘酒を作るときの問題点
炊飯器では、保温時間と保温温度を設定できません。
元々、そういう機能がありませんよね。
そして、炊飯器で保温すると求めるような55~60℃にはなってくれません。
例えば、私が使っている炊飯器。
水を入れて保温してみると75℃になります。
逆に蓋を開けたまま保温すると42℃でした。
ご飯を保温するには、きっと55~60℃だと温度が低いということでしょう。
他の炊飯器でもたぶん同じような感じになるはずです。
炊飯器で55~60℃をキープするには
炊飯器で55~60℃の温度をキープする方法は…
“濡れたふきん“で炊飯器の蓋をする
というやり方になります。
蓋を閉めても開けても55~60℃にならないので、こういうやり方をします。
これで上手くいけば問題ありません。
でも炊飯器で55~60℃をキープするのは面倒
しかし、炊飯器で55~60℃をキープするのは簡単ではありません。
考えられることは
・55~60℃になるとは限らない
・55~60℃になるベストなセッティングを探さないといけない
・8時間も55~60℃をキープできるとは限らない(温度がキープできてるかずっと気にしないといけない)
・家に清潔な“ふきん”があるとは限らない(わざわざ買うのが面倒)
など。
55〜60℃をキープできないことはないけど「思っているいるほど簡単ではない」ということです。
まとめ
炊飯器で米麹の甘酒を作るときは、炊飯器で55~60℃をキープできるか事前にチェックした方が良いです。
やり方は、炊飯器に水を入れて濡れたふきんを被せて、温まった水の温度を温度計で測ります。
ただ、これってすごく面倒くさいですよね。
ということで
・定期的に米麹の甘酒を作る
・できるだけ楽をしたい
とうことであれば
・甘酒メーカー
・ヨーグルトメーカー
を買うことです。
ヨーグルトメーカーであれば3000円以下でたくさん売っています。
これらがあれば保温温度も保温時間も設定できるので、甘酒作りがとても簡単になります。