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ヨーグルトを常温で保存するとどうなるのか?
「良くない」とは、なんとなく想像できるけど実際どうなのか…
気になるので実際に試してみました。
結論を先に言っておくと
・常温保温はやっぱりオススメできない
・必ず冷蔵庫で保存すること
当たり前の結果でしたね。
具体的にどうなったかを画像を用意しているので、それを見るだけでも参考になると思います。
ヨーグルトを常温保存
ヨーグルトを2つ用意して「冷蔵庫」と「常温の室内」に保存
スーパーで明治ブルガリアヨーグルトを2つ買ってきました。
ちなみに、どちらも賞味期限は同じものを選んでいます。
これらを開封してスプーンですくって、ひと口だけ食べます。
比較するために、1つは「冷蔵庫」に、もう1つは「常温の室内」に保存することに。
ちなみに、これをしているのは5月中旬から末にかけて。
寒くも暑くもなくてヨーグルトの保存の検証をするにはちょうど良い時期だと思います。
とりあえず、何もせず10日間放ったらかしにします。
10日後のヨーグルトの状態と味をチェック
10日後にヨーグルトの状態を確認しました。
ちなみに、この日はもう一個、別のヨーグルトを買ってきて、3つのヨーグルトを比較することに。
・左が常温保存したもの
・真ん中が冷蔵庫で保存したもの
・右が当日買ってきたヨーグルト
※画像を拡大すると賞味期限が確認できます
フタを開けて上から見てみたところがこちら
常温保存のヨーグルト
表面が黄色っぽく変色しています。
常温保存でかなり発酵が進んだようですね。
そして、チーズっぽい臭いがします。
でも腐ってるという感じの臭いではないです。
表面の変色したところをスプーンですくってみると中は白いまま。
スプーンのヨーグルトを口に入れるとチーズっぽい味がします。
中の方は、表面の黄色っぽい部分ほどではないけどチーズっぽい味が…
ブルガリアヨーグルトの持つ本来の酸味は完全に無くなりました。
食べようと思えば食べられないことはないけど…
美味しくないです。
私の判断では、このヨーグルトはアウトです。
「食べたい」とは思いません。
冷蔵庫保存のヨーグルト
冷蔵庫できちんと保存していたヨーグルトは…
表面は白いまま。
味も問題なし。
当日に買ってきたヨーグルトとコンディションはほとんど変わらず。
目隠しして食べたら、どっちがどっちか分からないくらい違いがありません。
これらのヨーグルトをあと5日間、放置してみました。
さらに5日後のヨーグルト(トータル15日間放置)
さらに5日後のヨーグルトがこちら
「左側(常温で15日間保存)」と「真ん中(冷蔵庫で15日保存)」を見た目はこちら
それぞれの状態をもう少し詳しく説明します。
常温の室内で保存したヨーグルト
表面は、先日以上に変色が進んで、見た目だけで「普通じゃないな。これヤバいな」と分かるレベル。
鼻を近づけるとチーズが腐ったような臭いが。
もう一度、嗅ぎ直すのをためらってしまうくらい嫌な臭いです。
もう、この時点で、完全にヨーグルトではなくなっていることが確定です。
誰もが「腐っている」と思うはず。
味をチェックしようと思いましたが、さすがに表面の臭いがキツイところは食べられず…
中の方をほんの少しだけ口に入れてみたけど、まさに「チーズが腐ったような」味でした。
冷蔵庫に保存していたヨーグルト
冷蔵庫に保存し15日経ったヨーグルトは、パッケージに記載の賞味期限から4日経っていました。
でも、
・見た目
・臭い
・味
どれも問題ありません。
普通のヨーグルトとして美味しく食べられます。
まとめ
・ヨーグルトは常温の室内で保存してはいけない
・発酵が進み過ぎてしまう
・必ず冷蔵庫で保存すること
・逆に冷蔵庫に入れておけば賞味期限を超えてしまっても大丈夫
ある程度、想像していた結果です。
でも、具体的にどうなるかがよく分かりました。
ヨーグルトは冷蔵庫で保存しましょうね。
ヨーグルトの賞味期限について書いた別記事も参考にしてみてください。