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甘酒には
・米麹の甘酒
・酒粕の甘酒
があります。
甘酒と聞いたとき、どちらを頭に浮かべるかは人によって違います。
ということで、今回は「米麹の甘酒」と「酒粕の甘酒」の違いを説明します。
「米麹の甘酒」と「酒粕の甘酒」の違い
米麹の甘酒とは
まずは米麹の説明から。
米麹とは、蒸した米に麹菌を付けて発酵させたもの。
できたての米麹は生麹。
生麹を乾燥させたものが乾燥麹。
米麹は、自宅でつくることもできますが、超面倒くさいし高確率で失敗します。
なので、米麹が欲しいときは乾燥麹を買うことになります。
この米麹でつくったものが「米麹の甘酒」です。
【参考】米麹の甘酒の作り方。ヨーグルトメーカーを使うのがベスト
「米麹の酒粕」の特徴は
・栄養が豊富(飲む点滴と言われている)
・味はとっても甘い
・アルコールは含まれていない
など
私にとって、自家製の米麹の甘酒は添加物が入っていない最高のデザートです。
酒粕の甘酒
まずは酒粕の説明から。
酒粕は、日本酒をつくる過程でできます。
ご存知の通り日本酒は米から作ります。
「もろみ」を絞って酒を絞り出すのですが、そのときに余ったものが酒粕。
この酒粕をお湯で溶かして飲める状態にしたものが「酒粕の甘酒」です。
酒粕の甘酒の特徴は
・栄養が豊富
・アルコールが入っている
・酒粕が料理の材料として使われることも多い
など
私は、食事の時にお湯で溶かして飲むこともあるし、料理の材料として使うこともあります。
米麹の甘酒が「デザート」だとすれば、酒粕の甘酒は「おかず」「食事」という感覚です。
まとめ
どちらも原材料は同じ「米」ですが、甘酒になる過程が違うということです。
そして、味も全然違います。
なので、どちらも甘酒という名前ですが、別ものだと思ったほうが良いでしょう。
どちらも栄養価が高く健康食品として注目されています。
どちらを食べるか(飲むか)は、完全に好みで決めれば良いと思います。