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ぬか漬けを自分で漬けて食べたい!
でも、ぬか床の管理&お手入れが面倒!
ぬか床を所有してまでぬか漬け作りをしたくない!
たまにぬか漬けが食べられればそれでいい!
という方にヨーグルトを使ったぬか漬けの作り方を紹介します。
ヨーグルトでぬか漬けを作る
ヨーグルトを使ったぬか漬けの作り方
【用意するもの】
・野菜
・ヨーグルト・・・適量
・味噌または塩・・・適量
ぬか漬けを漬ける入れ物として
台所用ナイロン袋
または
ジップロック
どちらかを用意します。
今回は台所用ナイロン袋を使います。
では、作っていきましょう。
袋にぬか漬けにする野菜を入れます。
今回は、きゅうりを用意しました。
次にヨーグルトを入れます。
きゅうりが全体的にヨーグルトで浸かるくらい入れましょう。
スプーンで3〜4杯くらいでいけるはず。
次に味噌を入れます。
味噌の量はヨーグルトの1/3くらい。
味噌の量によってぬか漬けの塩加減が変わります。
味噌の量はおおまかな目安です。
お好みで調整してください。
すべての材料が入ったらビニールの中に空気が入らないようにして封をする。
これを冷蔵庫で保管します。
保管時間の目安は12〜24時間。
時間もお好みで調整してください。
味噌の代わりに塩を入れても良い
味噌が無ければ代わりに塩を使ってもOK。
塩を小さじ1杯くらい入れます。
塩の量はお好みで調整してください。
それぞれ冷蔵庫でまる1日保管しました。
ヨーグルトで作ったぬか漬けを食べてみた
塩バージョンと味噌バージョンを同時に作り、その味を比較しましょう。
左が塩バージョン、左が味噌バージョン。
上が味噌バージョン、下が塩バージョン
見た目はほぼ同じです。
食べ比べてみましょう。
・塩を入れて作った方
ぬか漬けっぽくなっています。
味はとてもあっさり&さっぱり漬かって浅漬のようですね。
美味しいです!
・味噌を入れて作った方
こちらもぬか漬けっぽくなっています。
味噌のおかげで、塩だけのものより味に深みが出て、よりぬか漬けに近づいていますね。
美味しいです!
普通のぬか漬けとして食卓に出しても、ヨーグルトで漬けたものだと気付かれないでしょう。
ちなみに、私は味噌を入れた方が好きですね。
ヨーグルトが使えるのは1〜2回
ぬか漬けを作ったヨーグルトが使えるのは1〜3回くらい。
それ以上になると野菜の成分がヨーグルトに混ざり、ぬか床としてはあまり機能しなくなります。
あくまでもヨーグルトは本当のぬか床の代用です。
繰り返し使うときは期間をあけずに、すぐに使いきってください。
ヨーグルトを使ってぬか漬けを作ることのメリット
メリットは面倒なお手入れや管理がいらないこと。
ヨーグルトは使い捨てです。
1回だけでも良いし、もう1回使ってもOK。
400gのブルガリアヨーグルトならスーパーで200円以下で手に入ります。
それほど大きな出費にはなりませんよね。
ぬか漬け作りに使わず余ったヨーグルトはそのまま食べればよいわけだし。
そもそも、これってぬか漬けなのか?
ヨーグルトで作ったぬか漬けには、米ぬか由来の栄養がありません。
栄養価で比較するとぬか床で作ったぬか漬けの圧勝です。
ちなみに、ヨーグルトの乳酸菌は動物性で、ぬか漬けの乳酸菌は植物性です。
なので、ヨーグルトで作ったものは正確には本来のぬか漬けとは違う食べ物。
でも、味を楽しむという意味では、ヨーグルトでぬか漬けを作るのは有りだと思います。
まとめ
今回、ヨーグルトでぬか漬けを作って分かったことは、「ヨーグルトで作ったぬか漬けは美味しい」ということ。
ぬか漬けに興味がある人はまずヨーグルトでぬか漬けを作ってみると良いかもしれません。
ヨーグルトさえ買ってくればすぐにできますからね。
たまにぬか漬けを作るならちょうど良いかもしれません。
そして、ぬか漬けを食べる回数を増やしたいと思ったら、そのときにぬか床を使ったぬか漬け作りをスタートさせれば良いのです。